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※写真と本文は関係ありません。5月中に使いたかっただけです

以前「ぶっちゃけ!」に参加してくれた学生が感想をブログにアップしてくれていました。

前提として、この場には正解は無く、一人ひとりが何かを自由に持って帰ってくれれば良いと思っています。
 
ただ何をやっているのか、その中で参加者が何を考えてるのか、あくまで個人の話ですが、少しでも垣間見てもらえればと思ったので、本人OKもらって転載させてもらいました。


 新生活が始まり、新しいことをやってみたり、なんやかんやしてますが、それでもやっぱりバイトは楽しい。

しかし、そんな中でもやっぱり、思うことってのは結構あったりします。その思っていることというのを、とある、ひたすら参加者が喋るだけというイベントにて、相談したところ、箱の中に入り込んでしまっているということと、盲面という概念の話になりました。

(中略)

また、そのイベントの唯一のルールで他者の意見、発言を否定しないことというのがあるのですが、これに通ずる部分があるのでは?と思っています。人の意見を否定してしまうと、話は進まないし、コミュニケーションにならないと考えています。箱の中にいると見える世界は箱の壁だけです。これは人にも言えることで、箱の外のこと、相手のことを知ろうと思うと、箱から出ないといけない。つまり、思い込みを捨てなくてはいけない。仮に他の人が箱の外の話をしてくれたとしても、それが本当かどうかわからない。それを解決するには、箱の外にでて自分の目で見るしかなくて、箱の外に出るひとつの方法が、他者を否定しないことではないかと思っています。

(中略)

本当の意味で知るには、一面だけみても、しょうがなくってもっといろんな面、いろんな角度から見る知る必要がある。それをするためには、固まった価値観だけで世界を見ても意味がないのです。最近、自身の人との関わり方について、悩むこと考えることが多かったので、一つはっとさせられました。キーワードは、思い込み、価値観、否定しないこと

いずれにせよ、自分から発信すること、そういう場に飛び込んで行くことの大切さを再度認識できたので、非常に良い時間と体験でした。また参加します!!


彼は色々と考えて、悩みながら参加してくれていましたが、実際は気軽なノリの人がほとんどです。
ただ、誰かが投げた石に反応してみると、新たな自分の考えに気付く、みたいなことが毎度あります。

就活について、働くについて、恋愛相談ぶつけてくる人、親不知いつ抜くかみたいな話、、、
ホントにフリーで無限のトークを無限のメンバーでやるので、毎回違う形になる場所です。

 
昨日の滋賀大の授業が終わった後で「教育とはほどよいモヤモヤを与えること」ではないかという議論をしました。何かに触れて、モヤモヤした気持ちを、人に話すことで自ら気づく(=内省)場であり続けたいと思います。

結果、またモヤモヤを持ち帰ってくれれば、それもまた素敵な機会だと思っています。