とにかくやってみよ-北川雄士のブログ

関西を中心に社外人事部として動いている人のブログです。
人事全般、新卒採用、働くことについて、起業準備、子育て、日々思うことなどなど。

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タイトル
ぶっちゃけ!メルマガVol5「やりたい事、無くていいやん」

*|NAME|* 様

おはようございます!北川です。
暑いね。

8月に入り、就活終了の報告をたくさんもらっていて、とても嬉しいです。
僕なんて企業人事でも無ければ、学生の採用支援してるわけでもないのに、
連絡をくれる学生の皆がいるのはホントありがたいなぁとしみじみ感じております。

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「ぶっちゃけ!(仮)」メルマガ 2015年8月号
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<<8月の開催日程>> 8月は2回です。ちょっと早めに始めて早めに終わろうと思ってます。
・①8/18(火)17時半〜20時過ぎ@ナレッジサロン(梅田)
・②8/24(月)17時半〜20時過ぎ@学び舎傍楽(四条烏丸)

参加希望の方は下記フォームからお願いします。

ちなみに、4回生の皆さん!良ければ3回生の後輩とかまた連れてきて!

定員があるので、もし多数になったらゴメンなさい!と連絡します。

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<<ひとこと>>
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7月のDIY LIFEは100名近い方に参加してもらって大盛況で終わりました。
地方で暮らしたいとか、場所に制約を受けず独立起業したい、という人が
結構居るのだなぁということを実感しました。学生より社会人の方が多かったのも印象的でした。

他のパネラーの皆さんは「やりたい事があれば、すぐにやるべき」という
論調でスゴいなぁと刺激になったと同時に、僕自身は就活3回して大学6年やった
モラトリアム全開の学生だったから、むしろやりたい事が無い、と
言っている学生や若手社会人の気持ちの方が寄り添えます。

別にやりたい事が無いのかというと、無いわけでもなかったり。
色々考えすぎて「やりたい事はこれ」って1つ言い切れるほどじゃないとか、
それって表現として大きすぎて、やりたいことって言い切っていいんかなぁとか。

僕は今は一人でさせてもらってるけど、それすらとても強いやりたい事があった
からでもなく、「独立したい」がやりたいことでした。独立したら、生きるために、
もしくはやりたくないことを極力少なくするために、期待してもらってることを
全力やってる感じです。人事を始めたキッカケもそうでした。

流れに身を任せ、思いっきりやっていくことが何よりも大事だと思います。
もし今やりたい事をキレイに表現出来ないまま8月になった就活生は、
自分を欲しいと言ってくれるところに素直に行けばいいと思います。
後はそこで思いっきり頑張る。

やりたい事が無いけど、そこではやりたくない、と言ってても始まりません。
努力足らず行きたかった会社に内定もらえないのであれば、一旦その事実を
受け入れるしかなく、求めてくれるところに感謝し、妥協する。
そしたらそれは、積極的な妥協となって、就職後思いっきり頑張れるんじゃないかな。


***

北川は独立して1年半経ち、次はチームで動きたいと思うようになったので、
会社にしようかと思ってます。
そこで何をするかは、いくつかあるけど、まだ決めきってない、って感じです。

ホントは「自分の人生の使命は、、、」とか断言できる起業家がカッコイイ
と思ってるのですけどね。逆でも楽しんでる人、目指して生きます!

会社一緒にやりたい!って人がいれば大募集です(笑

ではまた来月!!

◆◇◆━━━━━━━━━━━━━━━━━
[発行人] 北川 雄士
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150717


先日、坪庭が素敵な京都の町家傍楽で、初めての女性だけのぶっちゃけ!(仮)やりました。
会社に属さず独立している子育てお母さんが4人も参加してくれて、
平日10時〜わざわざ会社休んできてくれた人が3人もいて、
会社の上司から参加してこい!って言われた人が2人もいて、
学生が少数派。

必然的に普段とは全然違うテーマが目白押し!

世代も就活前の3回生〜50代まで幅広くて、結婚してる人してない人離婚した人。
子どもいる人いない人。様々です。

そんな人たちが、子育てしながら働くことの苦労話・心配話から、独立のこと、就活の相談や、
ダンナさんのろけ話まで、ホントにぶっちゃけてくれて、盛りだくさんでした。

それぞれの立場で、それぞれの考えていること、ちょっと聞いてよ、みたいな話をとめどなく
話すのが、いつものぶっちゃけスタイルです。

テーマもデリケートになりそうかなと、少しドキドキしていたけど、
話してみると勝手にみんな話す話す(笑

 ・私は子どもが0歳のときに離婚して、シングルマザーで育ててきた
 ・夫がずっと単身赴任だからこそ、いい関係が築けてる
 ・私は将来ずっと仕事したいから、公務員になろうと思ってる
 ・自分は仕事をずっとしていたいと思っていたけど、育児休暇中に価値観変わった
 ・家族が怪我して死にそうになったのがキッカケで、自分で稼がないとと起業した
 ・夫には色々求めるけど、究極は「いてくれるだけでありがとう」と思える幸せ
 ・どういうことが、親孝行なんやろう

えっ?そこ切り込んで大丈夫??って話題がどんどん拡がります。
それぞれがどんな話に展開したのかは、参加した人だけの秘密です。

テーマも幅広く、正解はありませんし、全体として1つの答えたどり着くことに意味はありません。
ただ、この場は全部の人の全部の話を受け止めます。優劣も勝ち負けもありません。

それぞれの立場の人がいるから、また話が深まり、
それぞれの立場を受け止めるから、自分なりの答えが見つかる。

「ポップに深い」って初参加の人に言われました。


女性のパワーもメチャ感じたし、男性こそ聞くべきだったのでは?なんて思う話題もたくさんありました。
 
 
そんな中、参加してくださった駒井さんからいただいた素敵な言葉。


 
是非みんなで、子どもたちのためにも楽しく生きれる大人になって、人生は捨てたもんじゃないなあと感じてもらえるようになりたいですね。

お母さんが「あんたは大丈夫」と笑って言ってあげれたら子供はどんなに安心するか分かりません。それには仲間が必要です。励ましてくれる人、勇気をくれる人、弱音を吐かせてくれる人。

自分が支えられながら生きているということを親が見せていけば、子供たちはきっと今よりずっと楽に生きていけると思います。

 
人間誰しも完璧じゃないですからね。支えられて支えて、生きてますわ。

これからも、色んなバージョンで、ぶっちゃけ!(仮)やっていこうって思えた一日でした。


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メルマガはそんなにとってないのですが、前の会社の配信サービスを使ってもらっていた
よしみで(今は違う?)、元ワイキューブの安田さんのメルマガをずっと取っています。

その中で、自分が最近考えることを文字にしてくれているなぁと感じたので、
編集部のOKをもらって、転載させてもらいました。




いつの頃からか、
「働く=雇われる」という図式が出来上がってしまった。
社会に出たら働くことは常識であるが、
就職することは常識ではない。
数ある働き方の中のひとつの選択肢に過ぎない就職が、
たったひとつの答えであるかのように信じ込まされている。
しかもかなり偏った形で。

リクナビ、マイナビという新卒求人サイトに
掲載されている社数は、
両媒体を合わせても2〜3万社に過ぎない。
日本には300万社を越える会社があるが、
掲載されているのはその百分の一にも満たないのだ。
にもかかわらず、
多くの学生はその中のどこかに就職することが
唯一の選択肢であると信じている。

ではそれ以外の99%の会社に入社することは不可能なのか。
いや、もちろん、そんなはずはない。
それはリクナビ・マイナビに掲載していない会社であって、
採用を拒絶している会社ではないからだ。
優秀な学生が入社したいと門を叩けば
採用してくれる会社はいくらでもあるだろう。

ナビに掲載されていない会社に就職することが可能であるように、
就職せずに働くこともまた可能である。
社会には実に様々な職業があり、
選択肢は無限と言って良いほどある。
自分で会社を立ち上げるもよし、小説家になるのもよし、
占い師になるのもよし、なのである。

(中略)

「そんな人はごく少数だ」「そんな考え方は非常識だ」と
罵られそうであるが、よくよく考えてもらいたい。
1%にも満たない掲載企業の中から就職先を選び出し、
無理矢理志望動機をひねり出すことと、
世の中を広く見渡して自分がやりたいことを見つけていく活動。
一体どちらが非常識なのか。

(中略)

もちろん、そういう生き方を選ぶことも本人の自由である。
だが卒業した学生の大半がそのような生き方を選ぶというのは、
ちょっと異常ではないだろうか。
「正社員になれ」「正規雇用を増やせ」「正社員以外は負け組」
という非常に偏った常識が、この国の若者を苦しめているのだ。

自分の得意なことで人の役に立ち、お礼として金銭を受け取る。
仕事とは突き詰めればそれだけのことだ。
どこで働いてもいいし、何をやってもいい。
働く方法など無限に存在するのである。
もっと多くの若者が、雇われない生き方を真剣に模索する社会。
その方がずっとまともであると思えてならない。

(後略)

 

僕も会社員生活が長かったので、働く=正社員として雇われる、に対して
ずっと違和感を持たずに生きてきました。

しかもそれはリクナビ/マイナビで探す、ということも、就活のときに疑うことはしませんでした。

ただ、この10年で合理化した就活の方法は、学生にも企業にも効率は良いのですが、
その結果、枠に収まらない学生の自信や尊厳を、ちょっと奪いすぎてるかもしれない・・・。

そんなことも思うので、書ききれてない意見もあるけど、
備忘録として残しておこうとブログにしました。


ちなみに、長かったので(後略)としましたが、後半は少し僕とは意見が違いました。
僕は、やりたいことが無い、という人はそれで全然良いと思っています。
会社員でいるウチに、20年経ってやりたいことが見えてくるかもしれない。いいじゃない。

安田さんもそう思ってるかもしれないけど、文章見ると、会社員で
いつづけるのはダメって論調に受け止められそうでした。

やりたいことが無いなら、むしろ会社員とはとてもよい選択肢だと思っています。


ただ、独立してみると、独立している人に出会う機会が増えて、意外に世の中
会社員という枠組み以外で生きている人が多いことに気付きます。

独立という選択肢に臆病になる気持ちも、分からないではないけど、
稼ぎどうするかと、ドキドキしながら生きていく感じも、
一生懸命人生を生きている感じがして、面白いものじゃないかと最近思います


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掲載していいですか?って編集部に聞いたら、メルマガのリンクも
貼ってねってことだったので、下記に元ネタ紹介しておきます。
 
安田さん、勝手に中略してすみません。。
 
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